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「どうせ」を拒否して投票に行く [日常日記]

今日は参議院選挙の投票日だ。自民党が過半数を制するなどと言われて盛り上がりがない。どうせ、選挙で世の中は変わらないとしらけている人が多い。だが僕は「どうせ」という言葉が嫌いだ。僕も重篤な病気を抱えている身なのだが、どうせ病気だから助からないなどと考えることは拒否することにしている。

人間は、どうせ死ぬのだ。これは初めから決まっている。しかし、人間は死ぬまでの間、せいいっぱい生きるのである。「どうせ」を拒否するところから、すべての人生は始まる。

僕は日本の社会が順風満帆だとは思っていない。年金はどんどん消えていくし、若い人たちは働く場がない。どう考えても、社会は落ち目で下降線をたどっている。マイナンバーや秘密保護法などで自由が削られ、自由闊達な社会は失われつつある。社会は間違った方向に進んでいる。

社会の方向を変えるには政治を変えるしかない。しかしながら、政治はなかなか変わらない。安直に政治を託せる力と理念をもった受け皿がないのだ。ここで「どうせ」とあきらめてはいけない。たとえ、いま変わらなくても、あきらめずに投票する人間がいることが大切なのだと思う。それが、やがて「どうせ」を振り切る力になる。

日本を戦争に引きずり込む戦争法案には反対だ。原発に依存する社会から脱出しなければいけない。世の中の格差の広がりはひどすぎる。会社ばかりが儲かり給料が増えないのは間違っている。税金は庶民の消費税でなく、金持ちや、大儲けしている会社から取るべきだ。

こうした基準で考えると、今回、僕の票の受け皿としては、日本共産党とするのが素直だ。比例区では、多少票が生きるかもしれないが、ここの地方区で共産党が当選するとは思えない。しかし、それは問題ではない。あきらめずに、自分の意見にしたがって素直に投票し続ける。これが「どうせ」を拒否する生き方なのだと思う。
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コメント 2

とこ爺

おらさんの考えに同感です。
by とこ爺 (2016-07-12 08:08) 

おら

僕も、あきらめずに、3日の平和スタンディングを続けておられるとこ爺さんとフミさんに、「どうせ」を蹴飛ばす気概を感じています。
by おら (2016-07-15 23:20) 

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