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酸素を抱えて温泉に入る [療養]

酸素を抱えているといろいろな制約がある。ゆっくりと温泉にでも浸かりたいとも思うのだがなかなか実現できていない人も多いのではないだろうか。僕は、1LPM程度の酸素だから、酸素がなくなるとたちまち苦しくなるというほどではない。だから、酸素をはずして温泉につかることもできる。それでも、脈拍が速くなったりで、落ち着かず、そそくさと出て行くことになる。

POCは電気機械だから湿気は禁物だし、酸素ボンベも、バルブや同調器があって、湿気には弱い。だから浴室への持込は躊躇される。部屋にある小さな浴槽では温泉の意味が無い。やはり大きな浴槽に浸かりたいのだ。長いチューブを大浴場に引っ張り込むのは、ドアがあるとチューブがつぶれてしまう。第一、公衆浴場に長いチューブを引っ張りまわすなどということは、気が引けてとても出来ない。

ニュージーランドのテカポ湖に行ったときに気がついたことは、野天風呂ならOKと言うことだ。野天風呂は湿気が充満するなどと言うことはない。だから岸辺にPOCを置いても問題はない。6mm位の少し細いシリコンゴムのチューブを手に入れておくと良い。カニューラを細いチューブで延長しても数メートルなら、同調器も十分に動作する。

テカポ湖の温泉は、少し温度が低い、遠くの山々の稜線を眺めながら、ゆったりと温泉につかる。十分に酸素を吸って気持ちよく過ごせた。酸素をはずして、脈拍を気にしながらの入浴とは随分と異なる。これからは、国内でも、直接にアクセスできる野天風呂のある温泉を選んで、酸素持込で楽しみたいと思っている。

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