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診療たらい回し「めまい」 [療養]

最近、「めまい」の症状が出てきた。歩き出してしばらくすると、地面が揺れ、ついには回転も始まって歩けなくなる。立ち止まって待っているとだんだん静まるようなのだが、出歩くには決定的に不便だ。しかも、症状は日を追ってひどくなって来ている。

ネットで調べて見ると、メニエル氏病などの三半規管の障害よりも、脳への血流阻害が高年齢層には多いようだ。メニエル氏病などは、もっと若い頃から何らかの症状があるはずで、年を取ってから急に現れたりはしない。脳神経外科などを受診するために紹介状を書いて貰おうと思った。脳神経外科は、専門性の高い病院だから、素人が勝手に判断して行けるところではない。

ところが、これがなかなか難しいのだ。医者は患者の言うままに紹介状を書くのではない。自分の診断で目星をつけて、適切な紹介をしなくてはならない。紹介先に「何で俺のとこに送ってくるんだ。ボケ」と言われるのを極端に恐れる。患者よりも医者仲間の評価を気にする。

間質性肺炎でお世話になっている呼吸器内科では、「あなたは白血病で抗がん剤を飲んでいるのだから、その副作用とか、白血病から来る症状かもしれないので、血液内科と相談してください。」と言われた。脳神経外科への紹介状は、血液内科で書いて貰えということだ。

血液内科では、「白血病とは関係ないし、そんな副作用の症例もない。平衡感覚は耳鼻科の範疇で、あなたは、難聴で耳鼻科に行っているのでしょう。耳鼻科で見てもらってください。」といわれた。血液内科はかなり専門性が高く、他の病気に関心がないのだ。

耳鼻科に行くと、中耳炎はあるが、三半規管に及んでいない。あなたは硝子体が白濁して眼科に通っているんですね。目から来るかも知れないので眼科での相談をお勧めします。」と言われた。紹介状を書く気は全くなさそうだった。

眼科で言われた事は、「酸素不足で目が回ることもあるので、呼吸器内科で見てもらって、そこで紹介状を書いてもらうといいでしょう。」だった。振り出しに戻るだ。これでは、堂々巡りで、いつまで経っても脳神経外科にはたどりつかない。うーん、困った。

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